【春巻きの雑学】名前の由来や歴史を知ろう!元になった料理「春餅(チュンピン)」って?"春"の意味は?「生春巻き」の英名も面白い!
こんにちは!
日本で食べられている中華料理の中でも、王道メニューの1つと言える春巻き。
スーパーで春巻き専用の皮が売られているから、「おうちでも作るよ!」という家庭も多いのでは?
今日はそんな「春巻き」にまつわる雑学ネタを..♪
我が家でもちょうど、昨日の夜ごはんに春巻きを作りました♪
そのときにふと「何で"春"がつくんだろう?」と感じて。
気になって、調べてみました〜!
元になった北京料理、春餅(チュンピン)
春巻きは、中国料理の中でも、北京料理にカテゴライズされるお料理です。
元になったのは、春餅(チュンピン)というお料理なんだそう。
春餅(チュンピン)というのは、小麦粉で作ったお餅のような生地を焼いたもので、肉・野菜・卵などを包んで食べる、立春の行事食の一つ。
日本でお正月が大切な行事であるように、中国では、旧暦のお正月はとても大切な行事。
だからこそ、「春節」は盛大にお祝いされるし、この期間には、おめでたい時に食べるお料理がたくさん振舞われます。
春巻きに使われる食材の意味
「厳しい冬を越えて、春の訪れを感じる。ありがたいね、縁起がいいね。」という考えから、立春の頃から少しずつ姿を見せるニラやタケノコなどを使ったお料理が食べられるようになった、という歴史があるようです♪
まだ寒い時期にニラを食べることには、「青菜が希少である寒い季節だからこそ、ありがたくいただこう」という考えが反映されているそう!
さらに、「春を迎えるこの時期に、冬にたまった毒素を出しきろう」という考えも含まれているようです♪
そしてタケノコは、春の訪れを感じさせるということに加えて、脾臓に良いとされていることが関係しているのだとか!
やはり中国らしい、薬膳的な考えが反映されているんですね♪
「生春巻き」のプチ雑学
春巻きは、英名だと”sprong roll”という、ザ・そのままな名前。
「じゃあ、生春巻きは?"raw"とかつくのかな?」と思いきや...。
"summer roll"というらしいです...!
これは、「春(巻き)の後に生春巻きは伝来したから・春の後に(夏が)やってくるから」という理由なんだそうです!
(「何気にめちゃくちゃ面白い!」と感じたのは、私だけでしょうか..?♪)
あとがき
これまで何気なく食べていた春巻きだけれど、実はとっても縁起の良いお料理なんですね..!
春巻きって、日ごろ家庭で作るときにはいろんな具材で作れるから、我が家ではバリエーションが様々なのですが..(笑)
こうして由来を知ると、「今回はどんな具材にしようかな?」というときのチョイスに役立ちそうですね♪
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