【雑学】「佃煮」と「しぐれ煮」の違いは?名前の由来や歴史!特徴を知ると面白い!
こんにちは!
先日、こちら↓「牛肉の佃煮(しぐれ煮)!余ったローストビーフで作るごはんのおとも」を作りましたが...♪
このときに、ふと感じた疑問が。
「あれれ?”牛肉の佃煮”と”牛肉のしぐれ煮”って、どう違うんだろう?」
ということで、調べてみました〜!
位置付け
まず、大きく分類すると「佃煮の一つがしぐれ煮」。
この位置付けが大前提でした!
佃煮とは?
そして、個別のところにいくと...。
佃煮とは、醤油や砂糖で甘辛く煮付けた食べ物全般を指すようで。
佃煮にする具材は、小魚、貝類(あさり)、海藻類(昆布)、昆虫類(イナゴ)など、さまざまなんだそう。
しぐれ煮とは?
そして、大きな分類の通り、佃煮の一種です。
歴史を辿ると、三重県桑名市の名産品であるハマグリで作るものだったのだそう!
それが現在では、「他の具材でも作るようになったよ〜」という流れがあるようです♪
例えば、"牛肉のしぐれ煮"がその一例。(お弁当のおかずとしても人気ですよね♪)
さらに、しぐれ煮には、特徴がもう一つ。
材料に生姜を含むのが決め手!なんだそう♪
名前の由来
「佃煮」は、時は江戸時代。
徳川家康公が、大阪の佃(大阪市西淀川区佃)の漁師を江戸に呼び寄せたことがきっかけ。
(よっぽど美味しかったんだろうな...。)
以降は、東京に佃島(東京都中央区佃島)を埋め立て地として作って住まわせ、この佃島で佃煮を作らせたのだそう!
つまり、地名が影響しているんですね♪
一方で、「しぐれ煮」は、漢字だと「時雨煮」。
しぐれ煮は、この漢字が名前の特徴と結びついているようで...♪
・さまざまな風味が口の中を通り過ぎることを時雨が降る様子に見立てた
・ハマグリの旬が時雨の降る時期と重なる
・短時間で仕上げる調理法が時雨に似てる
といった説があるのだそうです!
あとがき
今度、市販の「佃煮」や「しぐれ煮」を買う機会があったら、材料欄を見てみたいですね♪
いやはや、しぐれ煮は元々ハマグリで作るものだったとは、本当に驚きでした〜!
しぐれ煮はよく食べるけれど、歴史ある「ハマグリのしぐれ煮」は食べたことがありませんでした...!
機会があったら、食べてみたいなあ〜♪
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