【雑学&世界の料理】フレンチドレッシングは3種類もある!違いとレシピを知ろう
フレンチドレッシングを手作りしたくて、参考にしたいレシピを探していたときに気づいたこと。“フレンチドレッシング”が3種類もある!問題。
見た目も味も、全然違うものを指すから、私としてはちょっとびっくり。
だってレシピやメニューで単に“フレンチドレッシング”と書かれていただけでは区別できないんだから。
レシピ通り作ってみたら「え、全然合わないこの味..まず..」
レストランでサラダを頼んでみたら「思ってたドレッシングの味と違う!」とかってなっちゃうわけだよ。
私としては大問題だ。
そして同じ現象になってしまう可能性のある人に知ってほしい。被害を減らしたい。笑
というわけで、違いを整理してみた!
大きく分けると、アメリカ版と元祖フランス版がある。
元祖のフランス版は、フランス国内ではわざわざフレンチドレッシングと呼ぶことはなくて。
ヴィネグレットソース(sauce vinaigrette, vinaigrette)と呼ばれているもの。
これはフランス料理の最も基本的なドレッシング・ソース。
作り方はとってもシンプルで、お酢と油を1:3の割合で混ぜて塩コショウを加えたもの。
そのまま生野菜にかけることもあれば、これをベースにしてアレンジしたバージョンもある。擦り下ろしたトマトや生姜、セイヨウわさびを加えたり、お酢をレモン汁に変更したり。
ちなみに、ヴィネグレットソースという名前の由来は英語でいうビネガー、フランス語でいうヴィネグル、つまりお酢。
元祖フランス版は、日本では「セパレートフレンチドレッシング」という表記がなされて販売されていることも。
↓ こんな感じ!
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そして、アメリカ版。フレンチドレッシング(French dressing)と呼ばれていて、別名はカタリーナ・ドレッシング(Catalina dressing)。
「赤」と「白」がある。(ワインみたいだね)
「赤」は、ヴィネグレットソースにケチャップを混ぜて作ったもの。
「白」は、ヴィネグレットソースに砂糖を混ぜて作ったもの。
(さすがアメリカ、すーぐケチャップ使うやん〜!というのが感想。笑)
当然、フランスにはない。
でもね、なんと日本ではキューピーが1950年代から赤・白どちらも販売を始めてた!
↓ こちらが「赤」
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↓ こちらが「白」
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いやはや、びっくりだ。
全然違うよね..!
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