【今日は何の日/二十四節気】「処暑(しょしょ)」とは?京都の行事「地蔵盆」を紹介♪
こんにちは!minamiです♪
最近ようやく、少しずつ涼しい時間が増えてきたように思います。
と言っても、まだまだ暑いですが…。
処暑(しょしょ)とは?
「処暑」とは二十四節気の一つで、期間で言うと8月後半から9月前半にあたります。
「処暑」の意味は、”暑さが終わるころ”。
というのも、「処」という字には「止まる」という意味が込められているからだそうです。
処暑と台風
夏の終わりに近づくちょうどこの時期は、昔から台風が発生しやすい時期でもあります。
昔は毎年9月1日頃を「二百十日(にひゃくとおか)」と呼び、お米農家さんにとっての厄日と捉えられてきたそうです。
というのも、この時期はお米農家さんにとって、稲が開花・結実する大事な時期。
それなのに台風が上陸してしまうと、せっかくの農作物が被害に遭うことになるからです。
ちなみに、「二百十日(にひゃくとおか)」という名前の由来は、田植えからちょうど210日ほどが経った時期にあたるからだそうです。
現代においても、9月1日は「防災の日」と呼ばれています。
台風による被害や台風から生まれる二次的被害には、十分に備えておく必要がありますね…!
防災グッズの備蓄を確認したり、と気を引き締めながらも、改めて日々の穏やかな生活に感謝をしたいです。
処暑に行われる京都の行事「地蔵盆」
処暑には、全国各地で地域特有の行事を行うことがあります。
京都では「地蔵盆」が行われます。
「地蔵盆」とはその名の通り、お地蔵さんにまつわる行事のこと。
昔から京都ではこの時期、数珠回しなどをして念仏を唱える風習があります。
お寺や地域では、地蔵尊に飾り付けをしたりお供物をするというしきたりがあり、子供たちはそこで遊んだり、盆踊りをして楽しみます。
町内会によっては、大人がちょっとしたお菓子袋を用意して、子供たちに配ることも。
そのため、窓を開けて過ごしていると子供たちの笑い声が聞こえてきたり、住宅街を歩いていると子供たちが楽しむ様子を感じられる時期でもあります♪
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