【京都のお盆】8/16は五山送り火!どんな行事?見どころや意味、歴史を知ろう!
こんにちは!minamiです♪
いよいよお盆もおしまいに。
今日8/16は、京都ではとても大切な行事のある日です。
そう。「五山送り火」ですね♪
京都以外にお住まいの方にとっては、あまり馴染みのない行事なのでしょうか?
京都では、毎年「交通規制が行われるほど混雑する...。」という意味でも(笑)、大きな影響のある1日になります。
夕方ごろから、街中はソワソワとした雰囲気に。
五山全てが見えるスポットはかなり限られていますが「少しでも良く見えるスポットから見よう!」と移動する人が多いです。
ちなみに今年は、五山全てに火が灯されるのが3年ぶりということで、例年以上に注目されているようです...!
そんな「五山送り火」ですが、どんな行事なのか、その中身はご存知ですか?
「五山送り火」とは?
「五山送り火」とは、簡単に言えば「おしょらいさん」があの世へ帰る日のことです。
おしょらいさんは、お盆の期間を各家で過ごします。
そして、8月16日になると、再びあの世へと帰っていかれます。五山送り火は、私たちが彼らをお迎えし、再び送り出すための大切な行事なんです♪
千本ゑんま堂では「水塔婆」を流し、「送り鐘」という名称に変わった鐘をつきます。
盛り上がりをみせるのは、夜20時から。
まずは、如意ヶ嶽の大文字の送り火が灯されます。
そして、そのあと、妙法、船形、左大文字、鳥居形...という順に送り火が点火されていきます。
火が自然と消えていくころ、無事にご先祖様があの世へ到着されたことがわかります。
追記(2022年の五山送り火を終えて)
無事に2022年の五山送り火を終えたので、追記を...♪
今年は「いざ点火!」という20時前後に、突如、ゴロゴロと空が鳴り出し、雷雨が...!
「点火できるのかな?大丈夫かな?」と感じたのは、私だけではないはず。
それでも、五山の点火の順番を変更するといった工夫の末に、無事に五山全てに火が灯されました。
煌々と照らされる大文字を見ながら、しみじみとお盆を感じることができました♪