【雑学】辛子(からし)って何でできてる?原料は?和がらし、ねりがらし、洋がらし、マスタードの違いも解説!
日本人の食卓に欠かせない調味料の一つ、からし。
わさびやショウガ、ニンニクと同様に、いろいろな料理を引き立てる影の立役者だよね。
でもふと思ったんだ。
わさび・ショウガ・ニンニクはそのものをイメージできるよね。
え、じゃあカラシは…?
って考えたんだけど、思い浮かばなかったんだよね。
というわけで調べてみたところ、
アブラナ科の植物の一つ、”カラシナ”の種子が原料になっているんだって!
からしは、カラシナの種子を粉末状にした後、水と合わせて練って作られるんだ。
カテゴリーとしては香辛料。
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ちなみに、からしの辛味成分は水と合わせて初めて発生するの。
つまり、カラシナそのものが辛いわけではないんだね。
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とまあこれが「和がらし」というものなんだけど。
他にも、冷蔵庫に常備しておくと便利なチューブタイプのものも売られているよね!
というか、わさびや生姜はすりおろせばいいけど、
からしは今回わかったように家庭で簡単には用意しづらいから
チューブのものを買う人がほとんどなんじゃないかな?
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これはいわゆる「ねりがらし」というもので、からし作りの工程に油脂や増粘剤を加えることで辛味を安定させ長期保存できるようにしたもの。
上で書いたように、からしの辛味成分は水と合わさることで生まれるんだけれど、揮発性があるから本来は長続きしないのね。
それを人工的に持続させちゃえ!というわけなんだ。
ちなみに、英語ではJapanese mustardと言われているのね。
マスタードにはお酢などが加えられているから、独特の酸味や甘味があるよね。
そこでマスタードを日本では「洋がらし」と呼ぶことがあるんだ。
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日頃から当たり前に使う調味料、調べてみると面白いことがたくさんあるね~!!