"おみ(御味)"って何?大阪でしか通じないってほんと?
お粥を食べる機会は人それぞれ。
風邪をひいたとき、胃腸を休めたいとき、七草粥の日、などなど。
もしかすると人によっては白ごはんよりもお粥が好き!お粥が主食!という人もいるのかも?
味付けや合わせて食べるお漬物の好みもそれぞれだけれど、そもそもお粥のレシピ自体、いろんなものがあるようで。
そのうちの一つが、"おみ"だったらしい。
お味噌を使って作るお粥、おみ(御味)。
初めて聞いたときは、漢字がわからなかったからどんなものか想像できなかったけれど、漢字を見たら納得できる。うむ。
大阪の郷土料理とされていて、1月2日から4日頃に、お正月の御馳走で疲れた胃腸を休めるために食べるものだそう。
その点では京都のお雑煮にも近いかも?
京都では、"石野の白味噌"がテッパン。
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ちなみに、大阪では、丸餅と地元産の野菜、"しろな(しろ菜)"をプラスして食べるそう。
でも最近では生産数が少なくなってきているらしい。
我が家では、お正月でも人日の節句でもなくても、この"おみ"をよく食べる。
白味噌ベースの優しい味わいのお粥は、お味噌汁と白ごはんをルーツにもつ日本人の舌には合わないわけがない!というわけだ〜
野菜は作る時期に応じて変えているけれど、このおみというお料理は不思議な力を持っていて、大方どんな野菜でも、うまく包み込んでくれる。
具だくさんのお味噌汁が好きな人であればきっと共感してくれるはず。笑
ともかく!
とっても美味しくて、どこかホッとする味の"おみ"、是非食べてみてほしい...!